株式会社シグリードでは、SSD(Solid State Drive)用誤り訂正符号の研究開発やSSDコントローラICの開発を行っています。

強力な誤り訂正技術を搭載したSSDコントローラIC「SL2007」のエンジニアリングサンプルが完成しました。

特徴

NANDフラッシュメモリ向けに次世代の強力な誤り訂正符号(ECC)技術の独自開発に成功し、NANDフラッシュメモリの寿命を5倍にすることが出来ました。これにより、最先端微細プロセスで製造されたMLC/TLC NANDフラッシュメモリを使ったSSDでも、従来と同等かそれ以上の信頼性と寿命を実現することが可能となります。この誤り訂正符号を搭載したSSDコントローラICがSL2007です。

SL2007は高性能な誤り訂正符号を搭載しているだけでなく、SATAIII(6Gbps)の通信速度を最大限に活用するアーキテクチャを採用しており、高速SSDを実現することが可能です。NANDフラッシュメモリはプロセスの微細化により製品サイクルが速いですが、SL2007は誤り訂正能力を可変にすることによって、幅広い世代のNANDフラッシュメモリに対応することができます。SLC/MLC/TLCにも対応しており、長期にわたってご利用いただくことが可能です。F/Wやプリント基板の変更により、民生用途、産業用途それぞれにラインナップを用意する予定です。

※ アキバ最新情報系サイト エルミタージュ秋葉原さんにてSL2007を搭載したSSDの実力検証結果が掲載されました。

提供方法

SSDコントローラLSI単体でのご提供だけでなく、ファームウェアやPCB基板なども含めてお客様のニーズに沿った様々な提供方法をご提案いたします。 また、NANDフラッシュメモリテスタ(SigNAS)をご利用いただくことにより、NANDフラッシュメモリの選定においてもサポートいたします。

また、FPGAやASIC向けにNANDコントローラIPコアも提供しております。

SSDコントローラLSI及びNANDコントローラIPコアに関する技術詳細、最新情報、カスタマイズのご要望など、お問い合わせは 弊社担当者 までご連絡ください。

※記載内容は改良などのため予告なく変更することがあります。